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ITエンジニアは高収入が期待できる職種として人気ですが、実際の年収は経験年数や技術スタックによって大きく変動します。この記事では、ITエンジニアの年収相場を詳しく解説し、年収アップを実現するための具体的な方法をご紹介します。転職を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
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1. システムエンジニアの年収実態とは
システムエンジニア(SE)は、IT技術の進化とともにその重要性が増しており、専門性の高い職種として常に注目を集めています。ここでは、システムエンジニアの年収が日本の平均と比較してどのような位置にあるのか、また年齢層によってどのように変化するのかを、最新のデータに基づいて詳しく解説します。
1.1 全体平均から見るシステムエンジニアの年収
システムエンジニアの平均年収は、一般的な日本の会社員の平均年収と比較して、高水準にあることが多くの調査で示されています。
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2024年)によると、ソフトウェア作成者の平均年収は約574.1万円です。
他の調査では、レバテックキャリアのデータに基づくと、システムエンジニア(SE)の平均年収は684.9万円とされています。また、OpenWorkに投稿されたデータでは、エンジニア・SEの平均年収は568万円(2024年5月末時点)という結果が出ています。
一方、国税庁が発表した「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者全体の平均給与は478万円でした。dodaの「平均年収ランキング2024」では、正社員全体の平均年収は426万円とされています。
これらのデータから、システムエンジニアの年収は、日本全体の平均年収を大きく上回る傾向にあることがわかります。
1.2 年齢層別システムエンジニアの年収分布
システムエンジニアの年収は、経験年数やスキル、担当する業務内容によって大きく変動しますが、年齢層別に見るとその傾向がより明確になります。
年齢 | 平均年収(レバテックキャリア・jobtagより) | 平均年収(OpenWork エンジニア・SE) | 平均年収(全国個人事業主支援協会 推計) |
|---|---|---|---|
20歳未満 | 約271万円 | - | - |
20代前半 | 約376万円 | - | 339〜446万円(20代全体) |
20代後半 | 約514万円 | 404.9万円(25歳) | 339〜446万円(20代全体) |
30代前半 | 約647万円 | 522.5万円(30歳) | 545〜598万円(30代全体) |
30代後半 | 約730万円 | 620.9万円(35歳) | 545〜598万円(30代全体) |
40代前半 | 約738万円 | 698.5万円(40歳) | 657〜670万円(40代全体) |
40代後半 | 約760万円 | 760.3万円(45歳) | 657〜670万円(40代全体) |
50代前半 | - | 813万円(50歳) | 724〜726万円(50代全体) |
50代以上 | 約717万円(コエテコ ITエンジニア全体) | - | 724〜726万円(50代全体) |
上記の表からもわかるように、システムエンジニアの年収は、20代から30代にかけて大きく伸び、40代以降も堅調に推移する傾向が見られます。
年齢が上がるにつれて年収が増加するのは、経験と専門知識が豊富になり、より複雑なプロジェクトやマネジメント業務を任されるようになるためです。特に、プロジェクトマネジメント能力や、特定の専門技術を持つエンジニアは、高年収を得る可能性が高まります。
2. 経験年数別システムエンジニアのリアル年収詳細
システムエンジニア(SE)の年収は、経験年数や年齢とともに大きく変動します。キャリアの段階に応じて求められるスキルや役割が変化するため、自身の市場価値を把握し、計画的にスキルアップを図ることが年収向上への鍵となります。
2.1 若手システムエンジニアの年収とキャリアのスタート
キャリアをスタートさせたばかりの若手システムエンジニアは、主にプログラミングやテスト、保守運用といった開発の下流工程から経験を積むことが一般的です。20代前半では平均して300万円台前半から半ば、20代後半では400万円台に到達するケースが見られます。
未経験からITエンジニアになった場合、初年度の年収が300万円程度から始まり、経験を積むごとに年間30万円程度ずつ昇給していく傾向も報告されています。
2.2 中堅システムエンジニアの年収とスキルアップ
経験を積んだ中堅システムエンジニアは、プロジェクトにおける重要な役割を担うようになり、年収も一段と上昇します。特に30代になると、平均年収は500万円台から700万円台にまで広がりを見せます。
中堅層に求められるのは、単なる技術力だけでなく、課題解決能力やプロジェクト推進力、そしてチームメンバーをまとめるリーダーシップです。
2.3 ベテランシステムエンジニアの年収とマネジメント
40代以降のベテランシステムエンジニアは、キャリアのピークを迎え、平均年収は600万円台から800万円台、あるいはそれ以上を目指すことも十分に可能です。
ベテラン層に求められるのは、大規模プロジェクトの統括能力、クライアントとの高度な折衝能力、ビジネス全体を見据えた戦略立案能力です。
年代 | 経験年数目安 | 平均年収目安 | 主な役割・求められるスキル |
|---|---|---|---|
20代前半 | 0~4年 | 300万円~400万円台前半 | プログラミング、テスト、保守運用、IT基礎知識、学習意欲 |
20代後半 | 3~7年 | 400万円台前半~500万円台前半 | 詳細設計、小規模開発、技術力向上、問題解決能力 |
30代前半 | 6~10年 | 500万円台前半~600万円台後半 | 要件定義、基本設計、プロジェクトリーダー補佐、専門性確立、リーダーシップ |
30代後半 | 9~13年 | 600万円台後半~700万円台後半 | プロジェクトリーダー、システム設計、顧客折衝、マネジメントスキル、上流工程経験 |
40代前半 | 12~16年 | 600万円台後半~800万円台 | プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、ITアーキテクト、戦略立案能力、育成能力 |
40代後半~50代 | 15年以上 | 700万円台~900万円以上 | 部門長、技術顧問、事業戦略、組織運営、高い専門性とマネジメント能力 |
3. 職種ごとのシステムエンジニア年収の違い
システムエンジニア(SE)の年収は、担当する職種によって大きく異なります。ここでは、代表的な職種であるアプリケーション開発系、インフラ構築系、そしてコンサルティング系の3つのカテゴリに分け、それぞれの年収水準と特徴を詳しく解説します。
3.1 アプリケーション開発系システムエンジニアの年収
アプリケーション開発系のシステムエンジニアは、Webサービス、スマートフォンアプリ、業務システムなど、ユーザーが直接利用するソフトウェアの開発に携わります。
求人ボックスのデータによると、アプリエンジニアの平均年収は約499万円、Webエンジニアの平均年収は約482万円とされています。
年収を左右する主な要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- プログラミング言語の習熟度:Python、Go、Java、Ruby、PHP、JavaScriptなどの需要の高い言語を使いこなせるかどうかが重要です。
- フレームワークやライブラリの知識:React、Vue.js、Angular、Spring Boot、Laravelなどのモダンな技術スタックへの対応能力が求められます。
- 開発領域の専門性:Fintech(金融テクノロジー)やSDK開発など、特定の専門領域におけるスキルは高年収に繋がりやすいです。
- 開発フェーズへの関与度:要件定義や設計といった上流工程から参画できるエンジニアは、より高い評価を受けやすい傾向にあります。
3.1.1 アプリケーション開発系システムエンジニアの平均年収例
職種 | 平均年収 | 備考 |
|---|---|---|
アプリエンジニア | 約499万円~550万円 | モバイルアプリ、業務システム開発など |
Webエンジニア | 約482万円~557万円 | Webサイト、Webアプリケーション開発など |
SDK開発 | 約650万円 | 特定の技術領域における専門性の高さ |
Fintech開発 | 約774万円 | 金融分野の専門知識と開発スキル |
3.2 インフラ構築系システムエンジニアの年収
インフラ構築系のシステムエンジニアは、ITシステムの基盤となるサーバー、ネットワーク、データベース、クラウド環境などの設計、構築、運用、保守を担当します。
インフラエンジニア全体の平均年収は、約460万円から約530万円程度とされています。
特に近年需要が急増しているのがクラウドエンジニアです。クラウドエンジニアの平均年収は約516万円から約660万円と高い水準にあります。
年収アップに繋がる要素としては、以下のようなスキルや経験が挙げられます。
- クラウドに関する知識と経験:主要なクラウドサービスの設計、構築、運用スキルは市場価値を大きく高めます。
- セキュリティに関する専門知識:サイバー攻撃の高度化に伴い、セキュリティ対策の知識を持つエンジニアの需要は非常に高いです。
- 特定の製品や技術への深い知見:Cisco製品、Oracle Database、Linuxなどの特定の技術に対する深い専門性が評価されます。
- 資格取得:CCNA、LinuC、AWS認定などのベンダー資格や認定資格は、スキルを客観的に証明する手段となり、年収交渉にも有利に働きます。
3.2.1 インフラ構築系システムエンジニアの平均年収例
職種 | 平均年収 | 備考 |
|---|---|---|
インフラエンジニア(全体) | 約460万円~530万円 | サーバー、ネットワーク、データベースなど |
サーバーエンジニア | 約464万円~505万円 | 物理・仮想サーバーの構築・運用 |
ネットワークエンジニア | 約447万円~684.9万円 | ネットワークの設計・構築・保守 |
データベースエンジニア | 約463万円~499万円 | データベースの設計・運用・管理 |
クラウドエンジニア | 約516万円~660万円 | AWS, Azure, GCPなどのクラウド環境 |
3.3 コンサルティング系システムエンジニアの年収
コンサルティング系のシステムエンジニアは、企業の経営課題をITの側面から解決に導く役割を担います。
ITコンサルタントの平均年収は約598万円から約647万円と報告されており、経験や実績によっては1,000万円以上も十分に目指せる職種です。
高年収を実現するためのポイントは以下の通りです。
- 高度な専門知識と幅広い技術力:特定の技術に特化しつつも、幅広いIT分野を俯瞰できる知識が不可欠です。
- ビジネスへの深い理解:顧客の業界知識や経営戦略を理解し、ITでどのように貢献できるかを提案する能力が求められます。
- コミュニケーション能力と交渉力:顧客や開発チームとの円滑なコミュニケーション、課題解決に向けた調整能力が重要です。
- プロジェクトマネジメント能力:大規模プロジェクトを成功に導くための計画立案、実行、管理能力が年収に直結します。
3.3.1 コンサルティング系システムエンジニアの平均年収例
職種 | 平均年収 | 備考 |
|---|---|---|
ITコンサルタント | 約598万円~647万円 | 経営課題をITで解決する戦略立案、実行支援 |
ITアーキテクト | 約750万円~778万円 | システム全体の構造設計、技術選定など |
プリセールスエンジニア | 高水準 | 顧客への技術提案、営業支援 |
4. システムエンジニアの年収アップを実現する方法
4.1 市場価値の高いスキルを習得する
システムエンジニアとして年収を向上させるためには、常に市場から求められる価値の高いスキルを習得し続けることが不可欠です。
4.1.1 需要の高い技術領域と具体的なスキル
特に近年、以下の技術領域は高い需要があり、習得することで年収アップに直結しやすい傾向にあります。
- クラウド関連スキル:AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスに関する知識と構築・運用スキルは、インフラエンジニアだけでなくアプリケーションエンジニアにも必須となりつつあります。
- AI(人工知能)/機械学習(ML):データ分析、モデル構築、実装に関するスキルは、多くの産業で需要が高まっています。
- サイバーセキュリティ:高度化するサイバー攻撃に対応できるセキュリティ対策の知識やスキルを持つエンジニアは、企業にとって不可欠な存在です。
- データサイエンス/ビッグデータ:大量のデータを分析し、ビジネス上の意思決定に役立てるスキルは、企業の競争力を左右します。
- プログラミング言語:案件単価が高い傾向にあるGo言語や、AI・データ分析で活用されるPython、Web開発で人気のRubyなどが挙げられます。
4.1.2 フルスタックエンジニアと上流工程の経験
複数の技術領域に精通し、アプリケーション開発からインフラ構築まで幅広く対応できるフルスタックエンジニアは、企業から非常に求められる人材です。
4.2 資格取得で専門性を証明する
システムエンジニアにとって、資格は必須ではありませんが、自身の専門知識やスキルを客観的に証明する有効な手段となります。
4.2.1 年収アップに繋がりやすい主要な資格
資格区分 | 具体的な資格名 | 概要と年収への影響 |
|---|---|---|
国家資格 | 基本情報技術者試験(FE) | ITエンジニアの基礎知識を証明する入門的な資格です。未経験からのキャリアスタートや、自身の基礎固めに役立ちます。 |
国家資格 | 応用情報技術者試験(AP) | 基本情報技術者試験の上位資格で、より高度な知識とスキルを証明します。企業によっては資格手当の対象となり、高待遇な企業への転職に有利に働くことがあります。 |
国家資格 | システムアーキテクト試験 | システム開発の上流工程における分析・設計能力を証明する難易度の高い資格です。上流工程へのキャリアアップを目指す際に非常に有効です。 |
国家資格 | プロジェクトマネージャ試験 | プロジェクトマネジメントに関する専門知識とスキルを証明します。大規模プロジェクトのリーダーやマネージャーを目指す場合に有利です。 |
国家資格 | 情報処理安全確保支援士 | サイバーセキュリティに関する高度な知識とスキルを持つ専門家であることを証明する唯一の国家資格です。セキュリティ人材の需要の高まりから、非常に市場価値が高いです。 |
ベンダー資格 | AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル | Amazon Web Services(AWS)の設計・導入に関する高度な知識とスキルを証明します。クラウド技術の普及に伴い、最も市場価値の高いIT資格の一つとされています。 |
ベンダー資格 | PMP(Project Management Professional) | プロジェクトマネジメントの国際的な標準資格であり、世界中で通用する専門性を証明します。国際的なプロジェクトに携わる場合に特に有利です。 |
資格取得の際は、自身のキャリアパスや目指す専門分野に合わせて、戦略的に選ぶことが重要です。
4.3 転職で年収交渉を成功させる
システムエンジニアが年収アップを実現する上で、転職は非常に効果的な手段の一つです。
4.3.1 年収交渉を成功させるためのポイント
- 自身の市場価値を正確に把握する:転職先の企業が求めるスキルや経験に対して、自身の価値がどの程度であるかを客観的に評価しましょう。同業他社の求人情報や、IT特化型転職エージェントからの情報などを参考に、現在の市場相場をリサーチすることが重要です。
- 具体的な実績を提示する:単に「頑張った」ではなく、「〇〇プロジェクトで〇〇の成果を出し、〇〇円のコスト削減に貢献した」といった具体的な数字やエピソードを交えて、自身の貢献度をアピールしましょう。
- 交渉のタイミングを見極める:年収交渉は、一般的に「内定後〜内定承諾前」または「最終面接時」が最も成功しやすいタイミングとされています。
- 転職エージェントを最大限活用する:IT業界に特化した転職エージェントは、企業の給与水準や年収交渉のポイントに精通しています。あなたの希望年収を伝え、エージェントに交渉を代行してもらうことで、円滑かつ有利に交渉を進められる可能性が高まります。
- 年収以外の条件も考慮に入れる:基本給だけでなく、賞与、残業代、福利厚生、評価制度、キャリアパス、勤務形態なども総合的に判断し、自身の希望と照らし合わせて交渉に臨みましょう。
4.4 高年収企業の特徴と選び方
システムエンジニアとして高年収を目指すには、自身のスキルアップだけでなく、働く企業選びも非常に重要な要素となります。
4.4.1 高年収企業の主な特徴
- 大手企業・優良企業:一般的に、大手企業や業界内で優良とされる企業は、給与水準が高い傾向にあります。
- 外資系企業:成果主義を強く導入している外資系企業では、実力次第で非常に高い報酬を得られる可能性があります。
- 元請け・一次請けのSIer:企画や要件定義といった上流工程を担う企業は、利益率が高く、エンジニアの年収も高くなる傾向があります。
- 自社開発企業:自社サービスを展開する企業は、利益率が高く、エンジニアへの還元も大きい場合があります。
- 成長産業に属する企業:AI、クラウド、DX推進、サイバーセキュリティなど、今後も市場拡大が見込まれる成長産業に注力している企業は、高年収を提示する傾向があります。
- 明確な評価制度とキャリアパス:成果が正当に評価され、年収に反映される透明性の高い評価制度を持つ企業はモチベーションを高く維持しながら年収アップを目指せます。
- 技術投資と学習支援:最新技術への投資を惜しまず、エンジニアのスキルアップを支援する制度が充実している企業は、長期的な年収アップに繋がります。
4.4.2 企業選びの際の着眼点
- 企業文化と働き方:自身の働き方や価値観に合った企業文化であるか、リモートワークやフレックスタイム制度など、柔軟な働き方が可能かを確認しましょう。
- 技術スタック:自身が習得したい技術や、得意とする技術が活かせる環境であるか確認しましょう。
- 事業内容と将来性:企業の主要事業が成長性のある分野であるか、将来にわたって安定した事業基盤があるかを見極めましょう。
これらの特徴や着眼点を踏まえ、自身のキャリアプランと合致する企業を慎重に選ぶことで、高年収を実現する可能性が高まります。
5. まとめ
システムエンジニアの年収は、経験年数、専門職種、そして個人のスキルレベルによって大きく変動します。特に、市場価値の高い技術やマネジメント能力を身につけることが、高年収を実現する上で不可欠です。本記事で解説した通り、資格取得や戦略的な転職も年収アップの有効な手段となります。常に最新技術を学び、自身の市場価値を高める努力を続けることが、理想のキャリアと年収を掴むための鍵となるでしょう。
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